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工場見学FACTORY TOUR

本当の定規 工場見学

INTRODUCTION

「コクヨデザインアワード2014」にて優秀賞受賞作品の製品化商品で、販売開始から瞬く間に完売しネットでも話題になった「本当の定規」
今回はその気になる製造工程をさぐるべく、工場へ潜入してきました!!
  • 1.ブラスト
  • 2.めっき加工
  • 3.塗膜
  • 4.写し・現像
  • 5.めっき剥がし
  • 6.エッチング
  • 7.黒色めっき加工
  • 8.塗膜除去
  • 9.プレス・面取り
  • 10.検査・梱包

1.ブラスト


本当の定規が11本作れる大きさのステンレス製の板(15cm定規の場合)に、研磨粉と水を混ぜ合わせたものを吹き付け、表面を荒らす加工をします。このローラーコンベアーの先がその機械。さあ、始まります!

左が加工前、右が加工後の板。
加工後の板の方は、まるで曇っているようになっているのがわかりますか?

2.めっき加工



あれ?なんだか色が…?
実はこれ、めっき加工の最中なんです!
めっきとは金属などの表面に金属を成膜させる技術の総称のことで、写真の黒っぽく見える液体に電気を流して金属の表面に皮膜を形成させます。

3.塗膜


次に塗膜処理を行います。「秘密の液体」を塗布し、感光膜という膜を金属の板の表面に形成します。
この工程がこれ以降の作業の中でも一番(?)大事な工程なので撮影はNG。「大事な膜を作る工程!」ということで次に進みます。

4.写し・現像



次に通されたのはなんと暗室!?
ここで初めて本当の定規の目盛りが登場するのです。
フィルムをあて、感光させる「写真法」という技術で、本当の定規特有のあの目盛りを板に写します。

…ん?現像された後の板の目盛りが…白い…?本当の定規の目盛りは黒だったはず…。
ご安心ください!これにはこの先の工程でちゃんとワケがあるんです!

ちなみにこの写真法はシルクスクリーン印刷よりも印刷精度が高いのが特徴なんですよ。

5.めっき剥がし


<しっかり焼けました>
現像を終えた板を30分ほど焼くことでさらに感光膜を強固にします。

<めっき剥がし中>
その後、専用の液体を使ってSTEP.2で行っためっきを剥がします。
このとき剥がれるのは、STEP.4の工程で黒いフィルムで覆われた部分以外のところ。
そう、つまり「目盛りの白い部分」だけめっきが剥がれるのです!

6.エッチング


<めっきを剥がして、いざエッチングへ!>


<この中でエッチングで目盛りが彫りこまれています>
めっきを剥がした後はいよいよエッチングの工程へ。エッチングというのは、金属を化学薬品で腐食させ、溶ける部分と溶けない部分の段差で模様をつける技法です。

ですので、めっきが剥がれた箇所(目盛り部分)のみがエッチングによって彫り込まれていきます。

本当の定規の目盛りを触ってみると、ほんの少し段差があります。この段差があることで目盛りのかすれを防いでいるのです。

7.黒色めっき加工



<機械にセットされ奥にある黒色めっき槽へ>


<おかえり〜!目盛りが黒くなってるーー!!>
今度は目盛りの部分に黒いめっきをつける工程です。
エッチングにより、目盛りが彫り込まれた板を、機械の一番奥にある黒色めっきの槽に漬け込む・水槽で洗浄…を繰り返して戻ってきた4枚の板たち……。
あっ!バッチリ目盛り部分が黒くなって帰ってきました!!
エッチングによって彫り込まれた部分に黒色めっきが定着し、何ともキレイな目盛りの線が…!

8.塗膜除去



<塗膜が除去されて、ステンレス本来の色に>
煮えたぎる液体。もくもくとあがる凄まじい湯気…これは一体何なんでしょうか!?

この液体は、加熱して沸騰させた専用の剥離液。この液体に漬け込むことで、今まで目盛り以外の部分を保護してくれていた塗膜を除去するのです。

膜が除去されて、やっと、ふだん見ている「本当の定規」のステンレスの色に!

9.プレス・面取り


いよいよ1本1本の定規に切り離し、定規の穴も一緒にプレス機で抜いていきます。
そのあとは面取りをすることで、断面に手を触れても痛くない、絶妙な仕上げを施します。

10.検査・梱包


厳しい検査を経て(お見せできませんが本当に精密な検品作業なのです…!)、パッケージにセットして「本当の定規」ついに完成です!!

いかがでしたでしょうか?
コクヨショーケース「工場見学」史上1・2を争うほどの工程数!!
改めて、繊細な技術で作られている本当の定規に
感動した調査隊のメンバーでした。


これからも「本当の定規」をよろしくお願いいたします!

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