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コクヨの絵本 アネックス

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STORY


重い色?軽い色?

色に重さがあるって知っていましたか?
人は明るい色ほど軽く感じ、暗い色ほど重く感じると言われています。1950年代にアメリカ色彩学者のL.チェスキン氏は、工場で使用される運搬箱を黒からうす緑色に変えることで、労働者が箱を軽く感じて疲労が軽減されることを示しました。
その後、この考え方はいろいろな製品の色に影響を与え、私達の生活でも応用されています。
私達が引越しの時に使っているダンボールに白いものがあるのは、このような理由があったのです。


この考えをもとに開発したのが、この積み木「Kizuki no Ki」です。
そもそも積み木は、持ったり積んだりして遊んでいることで、モノの重さや大きさの感覚を身につけることができる玩具です。
この「Kizuki no Ki」は、大きい(重い)ものは暗い色で、小さい(軽い)ものは明るい色で塗装されており、色でも、大きさや重さといったモノの量を表現しています。
積み木の色がモノの量についての理解を助け、さらにこの積み木で遊ぶことで、色というものを感じることができます。

PRODUCTS

ココがポイント!

遊びながら、違いに気づく

大きい(重い)ものほど暗く、小さい(軽い)ものほど明るく塗装されています。
遊んでいるうちに、積み木の大きさや重さが違うことや、形が違っていても同じ大きさ(重さ)の積み木があることなど、モノが持つ量というものに気づける積み木です。

遊び方

積み木として、積んだり崩したり、見立て遊びに使ったり、自由に遊んでください。
四角のPIXELと三角のHOUSE、それぞれ形は違いますが、基尺は同じなので、混ぜて遊ぶこともできます。
また、PIXELのほうは1マスのブロックから5マスのブロックまで段階的にあるので、積み木を使って足し算を学ぶこともできます。

FACTORY

木取り


材料はビーチ。
加工がしやすく、木材色が薄くて塗装のノリが良いのが特徴です。
購入した木材を加工しやすいように大まかにカットします。(写真右下)

最終寸法から少し大きい断面サイズ(0.5mmほど)の長い角柱を作ります。

巨大なロール状のペーパーやすりを使い、最終寸法と同じ断面の角柱になるように削っていきます。

加工


[PIXEL]
丸ノコで積み木の幅にあわせて木材の長さをカットします。

長い角柱を一定長さにカットし、最終的な形に仕上げていきます。
角を落とし、専用の回転刃でV溝をいれていきます。複雑な形状のものは、できあがった四角いパーツを接着して、最終形状に仕上げます。

[HOUSE]
専用の回転刃で角柱を、三角柱など断面が最終形状の柱に加工していきます。
その後、三角柱を積み木の厚み(27mm)でカットしていき、最終形状に仕上げます。

ココがスゴイ!

全ての積み木は、別の木から削っているため、それぞれがぴたりとあうように作るのは容易ではありません。
ぴたりとあうように作らなければ、積み木を気持ちよく積んでいくことができないため、加工もとても重要な行程の一つです。長く木製品を作ってきたベテランの職人だからできる繊細な作業です。

塗装


塗装前にエアーを噴きかけ、細かい埃などを飛ばし、下地剤を吹き付けます。3〜5時間乾燥させてから別の面に下地剤を吹き付けます。
乾燥させ、サンドペーパーで塗装面を滑らかにします。

下地塗装行程を経て、やっと本塗装です。下地と同様に2工程に分けて塗装をします。

ココがスゴイ!

木には水の通り道である道管があり、向きによって塗料の吸い方が変わってしまいムラになってしまいます。
しかもこの積み木は複雑な形状をしているため、均一に塗装するのはとっても大変なんです。
職人の卓越した技術が光ります。

検品


パーツごとに並べ、キズや割れ、色むらなどがないか一つ一つ丁寧にみていきます。

完成!!

ここだけのハナシ…本当に大変でしたマル秘・制作秘話


この商品は塗装が命。
このノートはその色の配合をメモしたもの。
何度も配色を変え、研究を重ねた職人たちの汗と涙が染み込んでいます。

お子様がケガしないように、しっかりと面取り・研磨をおこなっている積み木ですが、わずかなヒビやすきまなどを見逃さず、厳しい検査を無事通り抜けたものだけが製品となって皆様の下へ届きます。
機械には頼れない、人間(プロ)の目が大変重要な行程です。

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