■定番の書き方・予定の管理と俯瞰
冒頭で手帳を使う目的として「計画型」と「記録型」があるというお話をしましたが、手帳が作られた当時の主要な用途は「計画型」であったことから、今なお、手帳の「定番」の使い方として紹介されるのは「計画型」の使い方が多いです。
マンスリータイプの最もスタンダードな使い方は、
日々の予定を素直に書き込んでいく使い方。これは、おなじみですね。
なお、一日の予定が多く、すべてを書ききれなかったりする人の中には、細かい予定はスマートフォンで管理し、手帳には主要な予定(たとえば締切日やプレゼンの日、家族の記念日など)のみを書くことで、
「いつまでに何をしなければいけないのか」長期間を俯瞰して見るのに役立てる、という使い方をしている人もいます。月単位のおおまかな動き方を頭に入れるのに便利です。
■活用アイデア①一言日記
一方、「記録型」の用途で手帳を使う人も最近増えています。さまざまなアイデアで活用されていますが、最初にご紹介するのは
「一言日記」としての使い方。
たくさん書くのは無理だけど、
「本当に一言だけ」なら続けられそう、と、一日分のスペースが小さいのを逆手にとった活用法です。
一言さえ書けない日は無理をせず、お気に入りのシールだけ貼っておくなど、
自分にムチを打たないゆる~い使い方をするのもおおいにアリです!
■活用アイデア②趣味の記録
手帳を使って生活全般をどうにかしようとするのは
きっぱり諦めて、自分の好きなことだけに限定して手帳を使う、という割り切りがこちら。
たとえば、お酒が好きでほぼ毎日何かしら楽しんでいる人は、その日に飲んだお酒の銘柄と一言感想を書いておいたり、本や映画が好きな人は、その日に読んだ本や映画のタイトルと一言感想を書いてみたり。
高い頻度で繰り返しやっていることを簡単に記録しておく、という用途にはマンスリーページが意外と便利です。
■活用アイデア③健康維持のための記録
コロナ禍で健康に気を配るようになった人も少なくないかもしれません。
日々の体温や、体重、歩いた歩数や、飲んだ水の量など、健康を維持する上で気になることを書いておく、というまさに「記録」用途にも、比較的ちょうどよいスペースだと言えるでしょう。
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