第四回目のコクヨのホンネ。今回はコクヨが誇る静かなロングセラー商品測量野帳をご紹介します。この測量野帳、今アウトドアな人たちにもファンが増えている商品なんです。この実力を試すにはやっぱり実際に山に登って、それも寒くて過酷で孤独な空気の薄い4,000メートル級の山々に行くしかないですね。行きましょう測量野帳持って!アルプスの山々が呼んでいるよ〜。大きなブランコがワタシを待っているんです。「口笛はなぜ〜♪」って・・・
ハアハア・・・というわけで早速到着したここは、ハイッ江東区!!どして!? アルプスの険しい山々はいづこ?そしてなぜか目の前には風情ある日本庭園。どうやらここは、都立八庭園の一つ「清澄庭園」、岩崎弥太郎さんが各地で集めた名石配した有名な都会のオ・ア・シ・ス。だそうです。亀や鯉が泳いでいてとっても気持ちのいいところなのです。あれれ?はじめの予定とちょっと違うような・・・。でも、大丈夫。遠くに行きたい気持ちは山々に、山ガールにかかれば気分はもうモンブラン。身近な場所でも冒険できるのです。どこだって測量野帳は大活躍ですよ。(=´▽`)ゞ イヤァ〜
ところで、ここまで散々ヤチョー、ヤチョーと言ってきましたが測量野帳ってご存知ですか?・・・はいはい鳥ではないですよ。この測量野帳、はもともとは測量士さん向けに作られたもので、1959年発売からデザインが変わらないコクヨの長いノート歴史の中でも帳人気・・・超人気なロングセラーの手帳型ノートなのです。そのサイズ感やハードな表紙などで当時から測量士さん以外の人からもアウトドアでのメモ帳として指名買い!だったそうです。もちろん遺跡の発掘現場なんかでも多くの方から支持されていて(ありがとうございます)、その世界では大滝秀治ばりのいぶし銀の活躍なんです。うふふふ博学な私。
野帳には、発売当初から中の罫線によって、レベル、トランシット、スケッチの3種類があるんです。このうちレベルとトランシットが、測量士さん向けのもので、それぞれ、水準測量とトランシット測量に対応した罫線になっています。スケッチは3mm方眼なので、アウトドアではこのスケッチタイプが活躍!!イラストを描いてもいいし、普段使いで日記を書いてもOK。サイズも、アウターのポケットにすっぽり収まるお手頃サイズです。そしてなんと言っても特徴的なのは、深いグリーンの硬い表紙。この表紙のおかげで、立ったままメモしたり、集めたチケットの半券や拾った落ち葉など折らずに挟んで持ち帰ることもできるし、家では立てて収納することができますよ。カラバリも定番のグリーンの以外にも、ネイビーの表紙の再生紙版、ブラウンの耐水タイプ、オール樹脂製で耐水性抜群のブライトカラー。それから老アウトドア雑誌との別注品もいくつかあり、博物館などでオリジナルフィールドノートとして売っていることもあるので探してみるのもいいかも!さらに市販品に満足できなくなったヤチョラー(ヘビーな野帳使い)は、カスタムファクトリーで、自分仕様に。100冊からオーダーできますよ。