
秋といえば?食欲の・・・はいそうです、芸術の秋ですね。ということで今回のコクヨのホンネで取り上げるのは、有名なオランダ絵画の巨匠「フェルメール」に誰でもなれる?絵画キットです。なぜ今「フェルメール」ということですが、現在(2012年9月現在)名画「真珠の耳飾りの少女」を中心としたマウリッツハイス美術館展が来日中でして、こちらの三品は「フェルメールを感じる」というコンセプトで展開されているフィールフェルメールプロジェクトの商品としてコクヨが企画しました。

「カメラ・オブスキュラ」というと現在のカメラの基礎となり、原型となった装置の簡易版で、立体的なものを正しい構図で描くことができます。組み立てが完成したフェルメールのカメラを描きたいモノや風景に向けると、レンズを通して中のスクリーンに画像が映し出される仕掛けです。

スケールがついたのスケッチブック(方眼罫入り)です。カメラのスクリーンに映し出された画像を付属のスケールを通し、方眼入りスケッチブックに描き写すことで、正しい遠近感や構図の絵を描くことができます。カメラが無くても単品で楽しめます。

フェルメールが当時用いたとされる顔料を参考に、1本の色鉛筆に異なる2色の色芯を組み合わせた色鉛筆の8色セットです。2つの異なる色が混ざり合うことで、フェルメール独特の風合いや深みに表現が近づきます。
せっかくのフェルメールセットを最大限に活かすべく、芸術の秋ということで行楽シーズンまっただ中の動物園に!向かった先は・・・。

はい、というわけでやってきました。ここは日本で最初の動物園、上野動物園です!芸術の秋という事で、今日はここでフェルメールに思いを馳せて写生会としましょう。上野動物園といえばもちろんジャイアントパンダ。園内は平日の午前にもかかわらず、お客さんでいっぱいですが果たして無事パンダに会えるのでしょうか。また上手に描けるでしょうか。さあ、皆さん用意はいいですか。カメラは組立簡単なので先に組み立てておきましょう。それでは早速スクリーンを覗いてみましょう・・・スクリーンには風景が写ってますか?はい、それでは行ってみましょう!

園内を散策し、お目当てのアノ動物の元へ。そうです、上野動物園といえば名物のジャイアントパンダは外せませんね。早速フェルメールカメラをセットして構図をチェック。まさに動物園のシンボルとも言えるパンダにフォーカス!順調な滑り出しとと共に徐々に前に人だかりが出てきました。
なんということでしょう、さすが名物のジャイアントパンダ。平日の昼下がりだというのにこの人だかり。パンダが見えません!仕方ないので遠目から人だかりの隙間を狙ってカキカキ〜。う〜ん少し小さなパンダになってしまった・・・。

さあ気を取り直して今度は勇ましい姿と鋭い目で人気を博すスマスマトラ。ん?、スマシマトラ・・・シマシマトら・・・スマトラトラ!国際的に数が少ない貴重なトラの姿をフェルメールの思いと共に描きたいと思います・・・。さてトラはいずこに!?一抹の不安を抱えながらもかろうじてトラを発見しましたが、機嫌が悪いのかガラスごし10cm先という超近距離にいるのにまったく見向きもしません。虎視眈々とこちらを向く瞬間を待つも、結局どこ吹く風と、そっぽを向かれたままという状態を描く。すぐそこの絶好のポジションだというのに・・・。
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