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アルバムの肝となる丈夫な表紙。芯となる3mm厚のボール紙は専用のカッターで一刀両断。熟練した職人の手で小気味よく断裁されていきます。

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芯材の断裁が済むと今度は表紙の圧着。接着剤には動物の皮や骨を溶かした太古より使われてきたのり“にかわ”と専用ののりを混ぜあわせ強力に貼り合わせます。

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広い面の接着を終えると、今度は手作業で細かい折りを施しながら接着していきます。ココでも熟練した職人の技が光ります。

折が重なったところは切り込みを入れて丁寧に仕上げます。もちろんココも手作業。シンプルな見た目に反して、機械では追いつけない複雑な工程をいくつも経ているのですね。

工場内ではこのように必要最低限の製造ラインで生産されています。理由は生産のほとんどを手作業で行っているからです。集中して作業する彼らが手にするものはなんと・・・アイロン!?

なんと、端の方は、アイロンで丁寧に接着するのでした!めくれ上がらないようにするのと、仕上がりが直に見えるところなので気が抜けませんね。それにしてもアイロンによる手仕上げでアルバムができるとは思いませんでした!

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しばらく乾燥させて表紙は完成です。見開きで左右ペアで一冊に仕上がります。芯材、接着剤、表紙と言ったシンプルな構造が丈夫な作りのアルバムを支えているのでした。

コクヨのロゴが光っていますね
今日もコクヨMVPの鳥取工場で熟練した職人によって手作りされたアルバムがあなたの手元に届き、思い出を大切に保管する手助けをするのでした。
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