いざという時にサッと見つかる取説ファイリング

家電製品などを購入すると必ずついてくるのが保証書や取扱説明書、いわゆる“取説”です。ひと通りの操作を確認した後はしまっておく、という方が多いと思いますが、故障やエラーといったトラブルはある日突然やってきます。

ただでさえトラブルであわてている時に、取説が見つからず余計にあわててしまった！保証書を紛失して修理費を余分に支払うことになってしまった！なんてことにならないためにも、日頃からきちんと整理しておきたいものです。便利なアイテムを取り入れて、手間をかけずに見つけやすく探しやすい取説ファイリングを叶えましょう。

保証書や付属のCDもまとめてファイリング

やはり一番のおすすめは、取扱説明書をファイリングするために作られた、専用のファイルです。書類などに使われる一般的なファイルだと、厚みがある冊子状の説明書は入れにくいことがありますし、保証書やCD-ROMなど、書類よりも小さいサイズのものは埋もれてしまって、探しにくくなってしまいます。

その点、取説専用のファイルであれば、ポケット部分にしっかりマチが取られているので、厚みがある冊子の出し入れもスムーズです。また、保証書などを入れるためのスリットもあるため、小さいものも埋もれずに整理することができます。

ファイルボックスで見た目もスッキリ

ファイルボックスと個別フォルダーを組み合わせたボックスファイリングは、スッキリとした見た目の良さが最大のメリット。見せる収納にもピッタリ、とSNSでも人気の方法です。ボックスに入れたままの状態でも、上からパラパラとめくるように探せるため、目的の書類を見つけやすく、また出し入れもサッとできるのが嬉しいポイントです。

やり方もとっても簡単。ひとつの家電に関する書類をひとつの個別フォルダーにまとめ、それをファイルボックスに入れるだけ。この時、ひと手間加えて個別フォルダーの見出し部分に「電子レンジ」「炊飯器」などわかりやすくラベリングを行えば、よりいっそう探しやすくなります。

インテリアにこだわりがある方は、ぜひお気に入りのファイルボックスを探して、チャレンジしてみてください。

すべてをまとめられる大容量のファイル

細かく分類するのが苦手！という方は、何もかもひとまとめにできる超大容量のファイルに頼るのもひとつの手段です。すべてが1冊にまとまっていれば、何かトラブルが起きた時でも「とりあえずココを見ればいい」という安心感があります。

なかでも、ポケットの差替えが可能なクリヤーブックは、取説が増えてもポケットを買い足すことで柔軟に対応できるところがおすすめのポイント。CD-ROM用やハガキ用など、さまざまな種類のポケットを組み合わせたカスタマイズも可能です。

デッドスペースになりがちな壁面を有効に活用

棚がパツパツで、もうこれ以上ファイルやボックスを入れるスキマがない！という方には、壁面を利用するという選択肢も。壁掛けに対応した書類ポケットと、ドアの上部に引っ掛けられるフックなどを組み合わせれば、デッドスペースを有効に活用して収納スペースを確保できます。

特にキッチンなど、もともと収納スペースが少ない場所で、それでも調理家電などの説明書は作業中にサッと手に取れるように近くに置いておきたい、というシーンにおすすめの方法です。

スッキリした状態をキープするには？

ファイリングを始める時にはやるぞ?！と気合を入れて整理しても、時間が経つうちになんだかごちゃっとしてきた…という経験はありませんか？ふと気がつくと、引越しなどですでに処分した家電の説明書だけが残っていたり、とっくに期限が切れた保証書があったり、なんてことも…。

必要のないものまで溜まっていると、いざという時に本当に必要なものを見つけにくくなってしまいます。取説の収納は定期的に見直し、不要なものはその都度処分していくことで、スッキリとした状態をキープしましょう。こまめに行えば、一度のチェックには5分もかかりません。次のようなタイミングがあれば、ぜひ不要な取説が残っていないか？と確認してみてください。